金曜日, 6月 09, 2006

ページ移動します。

原始的バドミントンのすすめは
http://bamiminton.blog66.fc2.com/
こちらで運営して行く事にしました。

BOOKマークの変更をお願いします。

こちらのBLOGはちょっと違った事を始まるかもしれません・・・
いつ始めるかは未定です。

日曜日, 6月 04, 2006

2つのが出会う時

原始的バドミントン講座 Vol.03

前回は、何にでも応用できる「超簡単な上達方法」について
お話しました。
バドミントンの良い視覚的なイメージが自然と体を動かしてくれる
という嘘のような本当の話でしたね。
試してみましたか?

目標とするバドミントンが言葉や理論でなく、イメージとして鮮明に
脳に焼き付いている方が上達は間違いなく早いんですよ。
今後、この「イメージ戦略」を「バドミントン脳」と名づけます。
練習中に「バドミントンする体」を作るのではなく
「バドミントンする脳」を作るように心がけましょうね。
体は後からついてくる!

「バドミントン脳」については、後々またお話しなければいけない事があるのですが、
今は純粋に分析などせずに良いバドミントンプレーをとことん見る事を繰り返してください。
(DVDでも録画したバドミントンでもなんでもOK。)

さて、話は本題に入ります。

あなたはプレー中に最低限、何を意識していますか?

・・・・
・・・・

シャトル?
自分?
相手?

どうですか?

上級者になれば相手のラケットや体勢、
ダブルスならパートナーのことなど
いろいろと意識しているかもしれませんね。

さて、もう一度、質問をします。

上級者、中級者、初心者に関わらず必ず意識しなくては
バドミントンにならないものって何だと思いますか?

・・・・
・・・・
・・・・
・・・・

はい。正解です。シャトルですよね。
シャトルを意識することなくバドミントンは成り立ちません。
誰しも「もっとシャトルを良くみて!」って言われた経験があると思います。

しかし・・・

・・・
・・・

実は、これ、

・・・
・・・

半分しか正解ではないんです。

シャトルを良く見たからといってバドミントンが出来るわけじゃないんです!
シャトルがラケットと触れ合って始めてバドミントンが成り立つんです。

あなたはラケットヘッドがどこにあるかを意識していますか?
あまり意識せずシャトルだけを追いかけてはいませんか?


ラケットヘッドがいつもより若干下にあった。
ラケットヘッドがいつもより若干右側を向いていた。
ラケットヘッドがいつもより若干左側を向いていた。

・・・・

フットワークがOKでも
ポジションがOKでも
体勢がOKでも
打ち方がOKでも
振り抜きがOKでも

いつもどおりのショットが打てるわけがありません!
安定感のあるショットが打てるわけがありません!
狙い通りのショットが打てるわけがありません!

ただ単純に

  ラケットヘッドがどこにあるのかを意識する

事から始めてください。

ラケットヘッドがいろいろな状況下で
どこにどうある方が良いのかは最初は考えないでください。

「もうちょっとラケットヘッドをあげてみようかな」
「ラケットヘッドの角度をすこし鋭角にしてみようかな」
などをいきなりやらないでくださいね。

ラケットとシャトルが常に意識できるようになったら
次のステップに進めばよいんです。


ラケットヘッドのことを忘れて、フォーム改造、フットワーク改造なんて事をしても
効果は半減です。それどころか、なんでうまくいく時といかない時があるんだろう的な
迷いやスランプさえ生みかねないですからね。

私は、私自身が最初に、このラケットヘッドの事を意識し、
バドミントンをした時の事を今でも鮮明に覚えています。

「えっ!俺、今の取ったの?」
なぜか勝手にラケットがシャトルを拾っていました。

ラケットヘッドとシャトルの二つだけを意識してみると
こんな不思議な現象にあなたも出会えるかも・・・
(不思議な経験があなたにも起こったら教えてくださいね。)


コメントもらえると元気出ます!    ・・・vol.03終了。


by ばみみん(現在30才)

金曜日, 6月 02, 2006

カメレオンの目玉

原始的バドミントン講座 Vol.02

前回は、コート内の潜む悪魔「余計な心」について
お話しました。
バドミントン以外の事に知らず知らず神経を尖らせている事に
気付いていただけたでしょうか?

何よりも上達のコツは集中です。
今後、この「余計な心」を「赤いシャトル」と名づけます。
試合中や練習中に「赤いシャトル」が出てきたら打ち返そうとしないで
こっそりコートの外に出してくださいね。
甲子園球児さながらに白いシャトルだけを追い求めてください。

「赤いシャトル」については、後々またお話しなければいけない事があるのですが、今はコートの外に出すことだけを考えていてください。

さて、話は本題に入ります。

あなたの周りに何をやっても上手な人っていませんか?

・・・・
・・・・

思い当たる人を思い起こしてみてください。
なにが他の人と違うんでしょうか?
少し考えてみてください。

・・・・
・・・・

どうですか?答えでましたか?

あまり引っ張ってもスペースがないので
この辺でこの秘密を暴露しちゃいます!!!!

実は、その何でも上手な人って『天才』なんです!!!!
って言うのは嘘です。
ごくごく普通の人の場合がほとんどなんです。

何が違うかって言うと、目が違うんです。

上達が早い人はとにかく、よくものを見ています。
カメレオンのようにくるくる目を回しながら見ているんです。

視覚的なイメージを脳みそにどっカーンと
インプットしているんです。

ただただ見ているだけなんです。これだけ。本当にこれだけです。
(もちろん『良いもの』だけを)

あなたにも出来ますよね。
では早速やってみてください。

おっと、注意点がありました。

「見るときに分析はしない。」

あの手首の角度がこうなんだな?なんて考えずに
ただひたすらイメージを取り込んでくださいね。
分析なんてしなくても視覚的イメージが出来ていれば
勝手に体が動いてくれます。これ嘘のような本当の話!

できれば、あなたの目指す選手を決めて、そのプレーの
一部始終をトコトン見るのが良いです。

視覚的イメージがあなたの脳にインストールされたら
あとはただその視覚的イメージを演じれば良いだけです。

あれこれ考えずに視覚的イメージを演じるだけで良いんです。

「今、俺はウィラナタ!」※
って心に念じながらバドミントンをすれば良いのです。

少しずつ体が勝手に視覚的イメージどおりに動き始めますよ。

※ウィラナタ
私がバドミントンをとことん練習していた頃に
とても強かったインドネシアの選手


[松島奈々子ダイエット]
松島奈々子の食事量ってたぶんこんな感じ。
あっ!きっと脂っこいものは少ないよね。
子供もいるから結構散歩とかしてそー。
スーパーマリオやりながらお菓子は食べてないよなー。
・・・・
こんな感じで演じちゃえば良いだけなんです。
見ることが出来ない場合でもおおよそ想像できるはずです。
答えはいつもあなたの中にありますから。

さてさて何の講座やら・・・vol.02終了。

火曜日, 5月 30, 2006

3つのバランス

原始的バドミントン講座 Vol.01

さて、いよいよ本格的にバドミントンを
忘れていただきます。ニヤリ。

では準備は良いですか?
いざ、0からスタート!
いざ、ラブオールプレイ!

前回、いきなり質問がきました。

=質問の抜粋=
・バドミントンは好きなのだけどコーチが嫌になる。
・バドミントンの上達より怪我しないようにやりたい。
・やさしく教えてもらいたい。
こんな感じです。
ばみみんさん、なんか良いアドバイスないですか?
=======
(詳しくは、前回のばふんさんのコメントを参照)

自分はバドミントンを楽しくやりたい。
でもコーチはスパルタ。怪我はしたくない。

・・・・

1.そんな甘えたこと言っているならやめちゃえば。
2.そうだよね。みんなと仲良くできれば良いんだよ。
3.うん。怪我はいやだよね。健康の為にやっているんだから。

みなさんはどう思いますか?

少し考えてみてください。
1.2.3のどれに近いかです。

・・・
・・・
・・・

では、せーので自分の答えを言いましょう。

「せーの!」

「1」
「3」
「1」
「2」
「1」
「2」
「3」
「3」

ありゃ。バラバラ。

私のバドミントン人生で出会った人を思い浮かべて
出した答えがこれなんです。

バドミントンを始める時に、いきなり
1のようにバリバリやるぞーって言う人は
あまりいません。
最初は2のように仲間作りの為になんとなく始める、
もしくは3のように健康の為、ダイエットの為に始める。
そして、すこし楽しくなってくると1になる人がでてくるんです。

つまりバドミントンコートの中には

1:
真面目にバドミントンが上手になりたい人
バドミントンをしている姿をかっこよく見せたい人

2:
仲間どうしでわいわい楽しくやりたい人
友達に誘われたのでやる人

3:
健康管理の為の運動としてやりたい人
体の衰えを感じ軽い運動としてやりたい人

に代表されるそれぞれの人の思惑があるんです。
ここを知らずに自分だけのスタイルを通そうとすると
本来のバドミントンなら外れた「余計な」力を注がなくては
いけなくなるんです。精神的に疲れます。

もちろん1、2、3のどれが正しいというわけではないですよ。
誰しも1、2、3の気持ちがあるんです。
ただバランスがそれぞれ、その時々で違うだけなんです。

特に1のパターンの人は2や3のパターンの人と
すぐに衝突しがちです。

「真面目にやれよ!」
「ふざけんてんのかよ!」
「なんかマジでやってんだけど。ちょっと引くよね?」

2や3の人は1の人の気持ちを察してあげてください。
1の人は2や3の人の気持ちを察してあげてください。

お互いを尊重し合うことで、「適度に緊張感のあるバドミントンコート」が
完成するわけです。

   集中力を阻害する「余計な」力 は 上達、目標を阻害する。


ちなみに、1だけのメンバーを求める集団がプロなんです。
といった感じでvol.01終了。

次回vol.02では、もっと直接的な上達の話をしますね。
今回ちょっと説教臭かったので・・・


by ばみみん(現在30才)

金曜日, 5月 26, 2006

原始的バドミントンって?

原始的バドミントン講座 Vol.00

「グリップはこうやって持ってください。」
「基本は内側から外側にむけラケットを振りぬく感じです。」
「背筋を伸ばしてください。」
「打点はなるべく高くしてください。」

 ・・・・

よくあるバドミントン講座です。
丁寧に丁寧に教えてくれる人程、細かなところまで
指示してくれます。
本当にびっくりするようなところを指摘されたりもします。


しかし実際どうですか?
言われたとおりにやれてますか?
もしすぐに、やれているのであれば

『原始的バドミントン講座』

を、いっさい読む必要ないです。
バンバン練習した方が良いです。ずばりセンスが良い!!

・・・・
・・・・
・・・・

さて、あなたは?
もしかして

・・・・


一つのことを意識すると他の事が出来なくなっていませんか?
いろんなことを一度に意識しすぎて、今度は打つことさえ
出来なくなっていませんか?

そして繰り返すうちに
「もっと力を抜いてリラックスしましょう。」
なんて言われてませんか?
肘が痛くなっていませんか?


「ただ言われたことをやっているだけなのに・・・」
「自分はセンスないのかな・・・」
「自分はこれが限界なのかな・・・」

あなたの心は、このような状態になっているのであれば
おめでとうございます。

□バドミントンは好きなのだけど時々自分が嫌になる。
□バドミントンの上達に限界を感じはじめた。
□教えてもらったことがそもそもうまくできない。
□バドミントンをもっともっと楽しくやりたい。

こんな方に向けてのバドミントン講座を
ご用意しました。

『原始的バドミントン講座』

バドミントンと言うスポーツを技術的にどうこういう
講座ではありません!キッパリ。

何をどうやったら上手くなれるのか
何をどうやったらもっと楽しくなれるのか

主にメンタルな面に焦点をあてバドミントンを探っていきます。


もちろん最低限の技術的なお話もしていきます。最低限ですよ。
技術的な事は、たくさん本になっていますから、そちらを自分で
読んでみてください。もちろん読んでわからなかったらどんどん
質問してください。

では、そんなこんなで

いろいろ考えすぎて頭でかっちになっているバドミントン脳を
すっきりリセットして、ごくごく自然な形でバドミントをやっていきましょう。

いざ、ラブオールプレイ!


by ばみみん(現在30才)

月曜日, 5月 22, 2006

驚愕のバドミントンとの出会い

=前回のあらすじ=
高校入学後、たまたま席が前後関係だったダン君と仲良くなり
体育会系の部活探しの旅にでるが、そこには魑魅魍魎が・・・・

とりあえず、大げさに前回のあらすじ完了。
では、「驚愕のバドミントンとの出会い編」ラブオールプレイ!

サッカー、バスケ、バレーボール、テニス・・・

「今日は雨が降っているので、とりあえず体育館の部活をみようか?」
「それもそうね。じゃ行こうか」

まだまだ友達になったばかりの二人は、お互いの素性に対する話に花を咲かせながら体育館へと向かう。

体育館へ着くと、そこにはジャージ姿の先輩たちがランニングをしている。まさに体育会系って感じ。
その奥では卓球部が卓球台をセットしている。

「バレー部かな?」
「たぶんそうじゃないの」
「まぁちょっと見学していこうか」

ダンの身長173センチ位。まずまず。

ばみみんは身長165センチ・・・とてもバレーボール向きではない。
小学校の頃、毎週ママさんバレーに参加していたのでちょっとは自信有だが・・・

ランニングしているのでとりあえず壁に寄りかかって
またおしゃべりをしていると、同じクラスのS君が先輩達と
一緒に走っている事に気付く・・・

「あいつバレー部に決めたんだ。早いね。」
なんて会話をしていると先輩がS君を引き連れて私たち二人の方へやってきた。

「おまえらSと同じ組なんだって?」
「はい。」
「部活見学か?」
「はい。」
「とりあえずうちは火曜と金曜が休み、月水木だけ練習」

これは良い。軽く部活をするにはもってこいだ。
ダンと二人来る途中で、お互いの部活に対するモチベーションを
確認していた為、目を合わせて「うん。」と互いにうなずき満足気。

「どうだい?」
「部活に入るかい?」

文句はない。S君も入っていることだし、ダンとばみみんはこの部活に入ることを
実にあっさりと決定する・・・。

「おーい。みんなこいつら部活に入るってよー」
先輩がみんなに通知すると、みんながこっちへやってきた。
なんと自己紹介開始!

軽く挨拶を済ませ、壁際でこっそり見ていた二人も正式にメンバーと
なったという事で、中央に座り、練習風景を見ることになる。

「おい。早くネット脹れよ!」「カーテンもな!」
3年生が2年生に体育会ではよくある命令口調で指示をしている。

「カーテン・・・?」
カーテンなんて閉めるんだ・・・と思いつつ、ふとコートを見渡すと

ネットが低ーーーーい!!!
バ・ド・ミ・ン・・・・・・トン。。。。

こうしてすっかりバレー部に入り損ねた二人のバドミントン生活は開始されたのでした・・・

うちの高校には体育館が2つあって、もう一方の体育館にて
バレー部やバスケ部は練習をしていたそうな...

ん?やめれば良いでしょ?確かに・・・

「月水木だけ練習」という一言がなければおそらくやめていたでしょうね。

後に、この練習日が大変なことになることは、二人はまだ知らない...。

次回予告、自己紹介ばかりでモチベーションが下がりそうなので

■原始的バドミントン講座 Vol.0
・原始的バドミントンのすすめ
をお送りいたします。


by ばみみん(現在30才)

水曜日, 5月 17, 2006

長く険しいダンとの船出

前回の『野球』ネタをうちの妻が読んで
たらればを言ってました・・・。

『お父さんの一言で、優秀な一人のプロ野球選手が
 消えてしまったんだね?。もったいないよね?』

そう思いたいけど、そんな事はない。
プロになりたい自分がいないのだからプロにはなれなかったと思うんです。

でも、親が子供に大きな影響を与えているって事を、肝に銘じました。
我が息子たちはどうなることやら・・・。


さて、自己紹介の続きです。

野球をきっぱり諦めバドミントンとの出会い偏
ラブオールプレイ!

坊主あたまの髪の毛が、春の息吹と共にすくすく育ち
伸びた髪の毛が風の受け方を3年ぶりに思い出し
高校生生活がはじまりました。

♪海を越え、山を越え、僕らの高校へやってきた。ばみみんさんがやってきたー♪

なんて歌いながら、本当に山を1つ越え2つ越え
自転車通学40分の道のり。
体育の授業はもう十分って感じです。保健だけでいいや。

高校生活がはじまり、クラスには同じ中学の人もちらほらいましたが
名前の順で席がきまっていたので、私のまわりには他の中学の人ばかり・・・

後ろの席のダンディー君はどこかで見たことある・・・

『あっ!○○中でセカンドやってたよね?』

こんな感じで仲良くなって高校の友達第一号の誕生です。
彼はとってもダンディーです。野球で記憶にあったんじゃなくて
かっこよかったから覚えていたのです。。。

ダンディー君・・・『ディ』ってキーボードで打つの難しい・・・
よって、このブログでは登場人物名:ダン君に決定します!

ダン君は坊主になるのが嫌なので野球はやらないそうです。
でも運動系の部活には入りたい。

ほぼ私といっしょって事がわかり、
ここから長く険しいスポーツ探しの旅が始まったのです。


土砂降りの雨の中を傘も差さずに突っ走り


荒れ狂う人ごみを頭をぺこぺこ下げながら掻き分け


にやりと企み顔をした部活勧誘の亡者たちの口車にのせられ


ずたぼろの体に鞭打って、愛想笑いで隙をつくりゴキブリの如く脱出


このあと『ダンとばみみん』は、いったいどうなってしまうのかー!!

・・・

次回、「驚愕のバドミントンとの出会い。はたしてどうなってしまうのか!!」偏です。

あっ!またバドミントンに出会う前に終わっちゃった・・・

『まもなく世紀の対決がはじまります!!』って1時間以上、引っ張っている
某TV局みたいになってきちゃいました・・・

良かったらBOOKMARKしておいて下さいね。
コメントも宜しくお願いします。


by ばみみん(現在30才)