火曜日, 5月 30, 2006

3つのバランス

原始的バドミントン講座 Vol.01

さて、いよいよ本格的にバドミントンを
忘れていただきます。ニヤリ。

では準備は良いですか?
いざ、0からスタート!
いざ、ラブオールプレイ!

前回、いきなり質問がきました。

=質問の抜粋=
・バドミントンは好きなのだけどコーチが嫌になる。
・バドミントンの上達より怪我しないようにやりたい。
・やさしく教えてもらいたい。
こんな感じです。
ばみみんさん、なんか良いアドバイスないですか?
=======
(詳しくは、前回のばふんさんのコメントを参照)

自分はバドミントンを楽しくやりたい。
でもコーチはスパルタ。怪我はしたくない。

・・・・

1.そんな甘えたこと言っているならやめちゃえば。
2.そうだよね。みんなと仲良くできれば良いんだよ。
3.うん。怪我はいやだよね。健康の為にやっているんだから。

みなさんはどう思いますか?

少し考えてみてください。
1.2.3のどれに近いかです。

・・・
・・・
・・・

では、せーので自分の答えを言いましょう。

「せーの!」

「1」
「3」
「1」
「2」
「1」
「2」
「3」
「3」

ありゃ。バラバラ。

私のバドミントン人生で出会った人を思い浮かべて
出した答えがこれなんです。

バドミントンを始める時に、いきなり
1のようにバリバリやるぞーって言う人は
あまりいません。
最初は2のように仲間作りの為になんとなく始める、
もしくは3のように健康の為、ダイエットの為に始める。
そして、すこし楽しくなってくると1になる人がでてくるんです。

つまりバドミントンコートの中には

1:
真面目にバドミントンが上手になりたい人
バドミントンをしている姿をかっこよく見せたい人

2:
仲間どうしでわいわい楽しくやりたい人
友達に誘われたのでやる人

3:
健康管理の為の運動としてやりたい人
体の衰えを感じ軽い運動としてやりたい人

に代表されるそれぞれの人の思惑があるんです。
ここを知らずに自分だけのスタイルを通そうとすると
本来のバドミントンなら外れた「余計な」力を注がなくては
いけなくなるんです。精神的に疲れます。

もちろん1、2、3のどれが正しいというわけではないですよ。
誰しも1、2、3の気持ちがあるんです。
ただバランスがそれぞれ、その時々で違うだけなんです。

特に1のパターンの人は2や3のパターンの人と
すぐに衝突しがちです。

「真面目にやれよ!」
「ふざけんてんのかよ!」
「なんかマジでやってんだけど。ちょっと引くよね?」

2や3の人は1の人の気持ちを察してあげてください。
1の人は2や3の人の気持ちを察してあげてください。

お互いを尊重し合うことで、「適度に緊張感のあるバドミントンコート」が
完成するわけです。

   集中力を阻害する「余計な」力 は 上達、目標を阻害する。


ちなみに、1だけのメンバーを求める集団がプロなんです。
といった感じでvol.01終了。

次回vol.02では、もっと直接的な上達の話をしますね。
今回ちょっと説教臭かったので・・・


by ばみみん(現在30才)